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ナズー燐について考えてた



昨夜の配信でタナカラさんとナズー燐について一時間くらい語っていました。
最初にこの絵を描こうと思ったきっかけは、実はそこまで深い意味もなく、「猫と鼠のちょっとえっちな絵は可愛い(頭悪い)」と思って筆を取ったので、あまり深くは掘り下げていなかったのですが…
考えれば考えるほど「あれ?この二人ひょっとしてすごく似合ってるのでは!?」と、ナズとお燐の二人にのめり込んでいくのを感じました。 またしても新しい沼に片足を突っ込んでしまったのか…?

昨日Twitterにて書き殴った妄想をまとめると、こんな感じです。

二人は似ているようで、実は正反対な性格だといいなぁ。
二人とも仕えるべき「主人」がいて、与えられた仕事をこなす毎日を送っている。

しかし、燐とナズーリンの仕事に対する「意識の違い」って実は大きなもので、
ナズーリンはそれこそ主人への忠誠心に全振りというか、自分の人生はそれが全てだと思ってる。
お燐はさとりの事が大好きではあるけれど、あくまでも「さとりのペット」という立場にいるためにそこまで忠誠心というものを重く捉えてはいない。
さとりに命の危機が訪れる事があればもちろん、身体を張って守るけれど、ナズーリンに比べると意識がゆるいというか軽いというか。
そこは猫なので、自由気ままという感じで。
だからオンとオフを分けていて、仕事はちゃんとするけれどオフの時は主人に膝に乗って甘えたり、ふらふらと何処かへ遊びに行ったり。
だからナズーリンとお燐のファーストコンタクトはお互いに良い印象ではなくて。

お燐はナズーリンに対して「真面目で、融通が効かない、仕事人間(妖怪)。中身のない、つまらない奴
ナズーリンはお燐に対して「軽佻浮薄で狡猾で、全く信用のならない奴だ

くらい思っていそうだなって。

でもお燐がちょっかいを出すと、ナズーリンは顔を真っ赤にして怒って、それが楽しくて。
「つまらない奴」から、「つつくと動く面白いオモチャ」にランクアップ(?)するんだ。

それから、頻繁にナズーリンをからかいに顔を出しに行くお燐。

ナズーリンは、自分が暇で時間を持て余している時に見計らって来るもんだから、あまり追い返す理由も思いつかずに。(不愉快だから消えてくれとも言えない)
なんだかんだと最後は普通に世間話をして、お燐が笑顔で「また来るよ」と行って去るもんだから、まあこういうのも悪くは無いのかな、って思い始める。

お燐が遊びに来て、少しお話して、帰る。この流れが日課になってきた頃、ある日ぱったりとお燐が顔を出さなくなる。
「どうしたんだろう。何かあったのかな」って、ナズーリンはそこで初めて、寂しさや不安を感じている自分に気付く。
最初は迷惑でしか無かったのに、気付いたらお燐と過ごす時間が楽しみになっていた。こんな気持ちははじめてだし、正直否定したかった。

でも、次の日も、その次の日も、お燐は来なかった。

段々とお燐に会いたいという気持ちが膨らんできて、ナズーリンはとうとう初めて、自分からお燐に会いに行く事を決めるんだ。

はじめて「暇を頂きたい」と頭を下げるナズーリンに星は驚くけれど、「友人に会いに行くんだ」って言葉を聞くと、嬉しそうに笑って許してくれるんだ。


こうして迷いながらもお燐に会いに行くナズーリン。
当然、お燐は驚く。「どうしたんだい?」って、まるで知らない顔をして。

「どうして、突然来なくなったんだ」

ナズーリンは訪ねた。
お燐は、しばらく考え込んだあとに、えへへ、と頬を掻いて、言った。

「迷惑かな、と思って」

ナズーリンは、それを聞いて、驚いた。
でも、そうか。確かに最初は、迷惑だと思っていたんだ。
でも、お燐がそんな事を気にしていたなんて、意外だった。
何も考えずに、オモチャをからかうような気持ちで、毎日来ていたのだと思ったから。

「確かに、迷惑だ。」
そう応えるナズーリンに、やっぱりね、とお燐は寂しそうにへへへ、笑う。

「だが、いい時間潰しにはなっていた。
だから、あなたが来てくれない日は、時間の潰し方が分からなくなってしまった」

と、目を逸らして、少し赤面しつつ、頬を掻くナズーリンを見てお燐は急におかしくなって。

「仕事一筋だったあんたの、どこに潰す時間なんてあるっていうのさ」

と、減らず口を返した。


最初の第一印象は、最悪。
「主人に尽くす事が人生の全て。それ以外は煩わしい、必要無い。こいつは確かにそう言っていた。
クソ真面目で、返事もどこか事務的で、ずっと距離を置かれてる。
あたいにはそれが理解できなかったし、したいとも思わなかった。
だって、この世界にはこんなに楽しいものが、美味しいものが、可愛いものが溢れてる。
毎日あったって時間が足りないくらいだ。なのに、こいつはそれらを見ようともしない。なんて哀れなやつだ。
住む世界が違うと言ってしまえばそうなのかもしれない。けれど、あたいはこいつの事が気になって仕方がなかった。
放っておけなかった。 余計なお世話だって、無駄なお節介だって分かってた。
けれど、こいつに笑って欲しかった。仕事以外の趣味を、楽しみを、見つけて欲しかったんだ。」


お燐は表向きには軽佻浮薄で狡猾で、全く信用のならない奴に見えるかもしれない。
でも、努めて前向きで、明るくて、苦労や努力を他人に見せるのを嫌うだけの、いい子なんだと思う。
お空の為に必死に動いていたし、仲間を想う気持ちはきっと強いんだと想う。


さとりもお空もこいしも、そんなお燐が大好きだし、ナズーリンだってきっと好きになってくれると思うんだ。



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